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「関係に根づいた個の確立」と、確立された個の「縁起への移植」

なぜ「青春時代」は、キラキラと輝かなければならないのでしょうか?

どうして、大人になったら「立身出世」し、「故郷に錦を飾り」、「末は博士か大臣」にならないといけないのでしょう?

「世間」に生きているからです。

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「世間」と「社会」との間をつなぐファミリービジネス・ファミリーセラピー

~「社会の公器」を目指すビジネス的側面と「世間」に生きるファミリーとのバランスを図るには?~

企業は「社会の公器」といわれます。では、「家族」はどうでしょうか?

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ファミリーガバナンス再考

ファミリーガバナンス(family governance)のガバナンス(governance)は、ガバメント(govenment、政府)、と語源を同じくします。近年、ガバナンスについて論じられるようになりましたが、ガバナンスのしっかりしていない会社には、会社に良質なガバメント(政府)がありません。

ファミリーも同じです。

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ファミリーにおける「幸せ(ウェルビーイング)」と「慈悲(コンパッション)」

チベット仏教のダライ・ラマは、「愛は人に幸せ(ウエルビーイング)になってほしいと思う心、『慈悲(コンパッション)』」は、人の苦しみがなくなればいいなと思う心」と述べています。

精神分析の開祖S.フロイトは、幸せにとって大切なものを「仕事」と「愛」といいました。その2つは、ファミリービジネスを支援するセラピストにとって大事にしたい言葉です。が、それは西洋人にはぴったりフィットしても、東洋人(日本人)には、どこか違います。何か足りない気がします。私たちは、『慈悲』が足りないのではないか、と考えます。

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心理セラピーのファミリー・ガバナンス支援とは?

「ファミリー・ガバナンス(family governance)」とは、ファミリーの統治システム(構造、体系、仕組み)です。ファミリー・ビジネスの創業時には、家父長制の下で、創業者の配偶者あるいは配偶者と創業者の2人の「人間 / 個人力」で行っていたファミリーの統治を、「システム化」「見える化」したものです。統治者が変わっても、ファミリーが機能し、永続、発展を可能にする仕組みです。

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セラピーとコーチングの違いは、何でしょうか?

ファミリービジネスのファミリー支援には、セラピーとコーチングがあります。私たちは、ファミリー支援を行うに当たって、「セラピー」と「コーチング」と両方を提供しています。

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ファミリービジネス「高齢」オーナー、社長、大株主のセラピー

近年ファミリービジネス(FB)支援を行っていて、「高齢」のオーナー、社長、大株主のセラピーのご要望をいただく機会が増えました。70代はもちろん、80代半ばの男女が、はじめてセラピーを受け始めています。あなたは、高齢者とのセラピーを想像できますか?

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ファミリービジネスにとって良いセラピストとは?

たびたび質問されます。
「ファミリービジネス(FB)にとって良いセラピストは、どんなセラピストですか?」と。

答えは、「サステナビリティ(sustainability、永続性、持続可能性)」を支援するセラピストです。

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ファミリービジネス・リノベーション

以前、ファミリー支援のコラム『リベラルアーツ・セラピーとオーナーコーチング』で、ファミリービジネス(FB)が北極星のような「自我理想」を持つことの大切さについて述べました。

私たちは、FBをセラピーで支援する際に、「リノベーション(renovation)」を自我理想として、たびたび提案させていただいています。“renovation(リノベーション)” は、“re(再び)” + “innovation(イノベーション)” で「刷新」と訳されます。それは、「伝統 / 歴史」+「革新」です。

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