ファミリービジネスの永続性には、適切な時期における世代交代が欠かせません。たとえ先代のオーナーや社長が有能であったとしても、次期オーナー、次期社長に早い段階から経験を積ませることが必要です。世代交代がうまく行かず、ビジネスが停滞しているケースは少なくありません。
青虫がさなぎに、そして蝶へと変態する「質的変化」過程を、「通過儀礼」といいました。それは、子供から大人になる時期だけでなく、先代のオーナーや社長が、次期オーナーや社長に役割を移行する場合にも必須です。多くのオーナーや社長にとって、それは試練です。先代オーナー社長の引退には、大変な試練が伴いますが、私たちはその過程に立ち会い、役割譲渡を支援します。
引退後の人生には、さまざまな課題、可能性が控えています。その中で、見過ごされている1つが、家族の再生です。オーナー社長はビジネスに忙しく、家族に目を向けることのできていない場合が少なくありません。引退して、はじめて家族に目が向いた、ということがままあります。
逆の言い方をすると、現役時代、家族を知らないままのオーナー社長が大変多い。
家族は、ビジネス抜きの素の自分でいられる安心、安全な場です。社会的役割を外して、裸の自分でいられるところです。しかし、オーナー社長だけでなく、そのパートナー、子供も、安心してくつろげる家族を持っていないファミリービジネスが、たくさんあります。
定年退職後、目的、目標を失ってつらい毎日、やることがなく気分が落ち込んでいるオーナー社長には、家族に目を向けていただき、ご自分のため、パートナーのため、子供の幸福のために、家族の再生に取り組んでいただきたいと考えます。
ファミリー・セラピーを通じて、私たちが、精いっぱい支援します。
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