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ファミリー・セラピー#4 危機対応を行う

警察白書によると、日本の凶悪犯罪は年間約1,000件です。そのうちの半数以上が家族がらみの犯罪です。家族は、現在の日本で、最も治安の悪い場所です。家制度は、家全体では父親が、きょうだい間では長男が権力を持つ不平等なシステムです。法的に消失したにもかかわらず、今でも慣習的、心理的に残っている家制度が、家族における暴力の重要な要因となっています。

なぜでしょうか?

理由の1つは、現在の法律では、家族が民事不介入の治外法権的閉鎖空間になりうるからです。そこが、前近代的な専制主義的小国家のようになっていても、見えないためです。〈外部〉の目が入らないからです。「ビジネス」には、〈外部取締役〉が加わるようになりました。ファミリー・セラピストは、「ファミリー」における〈外部取締役〉の役割を担います。今でも慣習的、心理的に残っている家制度に目配せし、暴力が生まれる構造に切り込みます。特に「暴力の再生産」を注視し、適切な介入を行います。緊急対応が必要な場合は、警察、配偶者暴力相談支援センター、精神科、司法と協働します。

ファミリー・セラピーでは、必要な専門家と協働して危機対応に臨みます。
ご関心のある方は、お問い合わせください。あなたからのご質問も歓迎いたします。

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