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相続で「実務に入る前に」心理士に相談した方がいい理由

相続の場面では、法務・税務の前に「心理」が効いてくることが多いです。その理由を説明します。

先手を打って声を聴く

相続は、単に「資産をどう分けるか」というだけの話ではありません。遺された家族からは、

「親は誰を大切にしていたのか」
「自分の人生は報われたのか」
「長年の我慢は報われるのか」

といった心の声、 つまり、人生を振り返って感情を清算しようとする思惑が出てきます。

しかし当然、これらの声を聴くことは、弁護士・税理士の専門領域ではありません。見て見ぬふりをして実務(遺言・分割協議)に入った途端に、当事者は感情が爆発し、家族間の関係が修復不可能なほどにこじれてしまうこともあります。

心理セラピストは、それぞれの声を丁寧に聴き、一緒に整理していくことで、後から揉めそうなポイントを先手を打って扱っていきます。

数字では測れない「公平感」に目を向ける

「法的に正しい分割」と「心理的に納得できる分割」が同じとは限りません。表面上は円満でも、

  • 特定の兄弟の沈黙
  • 過剰な譲歩
  • あまりにも強硬な主張

などがあるなら、黄色信号です。心理セラピストは、

  • 後から蒸し返す / 蒸し返される
  • 家族関係が壊れる
  • 遺恨が次世代に持ち越される

といったことを避けるために、表面上の合意や「納得したふり」から抜け出すことをサポートします。

また、家族一人ひとりが本当は何を望んでいるのかを話し合える土台作りを助けます。

弁護士・税理士にスムーズにつなげる

心理的整理ができていると、相談先と相談内容が明確になります。自分自身の重視することや譲れない点が決まっているため、意思決定が早くなり、結果的に時間もコストも少なく済ませられます。

弁護士・税理士が家族の板挟みになったり、専門領域を超えたところで時間を取られたり、といったよくある苦労も軽減されるでしょう。

相続でお困りの方、ご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。