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#3 葛藤と衝突の違いを学ぶ

家族や夫婦に、争いごとや議論が生じない、といったことがあるのでしょうか? 絶対にありません。必ず、もめごとやケンカが起きます。それが自然です。この場合のもめごとやケンカは、「衝突」といった形をとりがちです。

日本では「衝突」と「葛藤」とが誤解されたり、混同されてきました。今まで「ケンカしないで仲良くしてね」「争わない」「和をもって貴しとなす」だったところに、突然、「衝突」は生まれます。戦争です。そしてこの「衝突」は、「無視、無関係、断絶」つまり「冷戦」に反転しやすい。

一方、「葛藤」や「議論」は、戦争でも、冷戦でもありません。では、「衝突」と「葛藤」とは、どんなふうに違うのでしょうか?

従来の葛藤解決や交渉術では、「葛藤」と「衝突」との違いがわかっていませんでした。そこには、心理学(セラピー)の知見が活用されていなかったためです。大切なのは、「葛藤」と「衝突」との差異を見抜き、「衝突(戦争)」や「無視、無関係、断絶(冷戦)」を「葛藤」に変えること、そのうえで「葛藤解決」や「議論」を試みることです。

葛藤や議論には、困難さ、面倒くささは伴いますが、粘り強く試みることで、家族や夫婦の結びつきを刷新し、レジリエンス(回復力)を生み、家族や夫婦としての真の自信をつけることができます。

ファミリービジネス支援センターでは、「ケンカしないで仲良くしてね」と「衝突および無視」との両方から解放され、自由になることを支援します。私たちとの葛藤解決の実践の中で、わかりやすく、ノウハウをお伝えします。そのうえで主体性を持って、葛藤や議論ができ、家族や夫婦の問題解決力が身に着くようにサポートします。